フランス菓子Maison Weniko


パティシエールのベニコとマネージャーユウの日記です
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ベニエを作りました。

 皆様、こんにちは。昨日からお店を再開いたしました。それに伴い、ベニコの名前の由来になった「ベニエ」を作り始めました。

 アルザスでの修行中沢山の美味しいお菓子を知ったのですが、その中でも特に私の心を鷲掴みにしたのが、二月のカーニバルの時期に作られる「ベニエ」という揚げパンのようなお菓子でした。ブリオッシュにも似ているふんわりとした揚げ生地に、コンフィチュールやカスタードクリームを塗った発酵菓子です。何よりも母が子供の時に作ってくれたウイーン菓子「ベルリーナ」にそっくりで、小さかった時の思い出等様々な事が入り混じって、この時期は頻繁に食べていました。アルザスのお菓子屋さん、パン屋さん、どこでも作っていて、もちろん屋台でも売っていました。

 カーニバルと言えば、アルザスの近くスイス・バーゼルの「バーゼル・ファスナハト」が有名です。私も実際に見に行ったのですが、これは普通のお祭りと違って、午前4時からはじまります。
冬の真っ暗で静かな4時ちょうど、突然街の明かりが一斉につき、様々な仮装に身を包んだ人々が音楽を奏でながらパレードをはじめるという、とても幻想的なお祭りなのです。もちろん昼間は子供たちの行進などもあり、それはそれで可愛らしく楽しいのですが、なんといっても夜中のパレードがこのカーニバルの醍醐味で、私も朝3時頃に到着し、パレードの開始を待っていました。
その待っている間の骨まで凍りそうな寒さを一時忘れさせてくれたのが、屋台のヴァンショー(スパイス入りのホットワイン)とベニエなのでした。

 すっかりベニエに夢中になった私は、日本でもベニエを広めようとこの名をもじり「東京紅子」という名前で活動していました。水戸でお店を出そうと決めた時もすぐに覚えて頂けるようにと「メゾンベニコ(ベニコ商店)」とし、さあ、ベニエを作ろう!と意気込んだ2月、狭くて寒い厨房のどこにも発酵に適した場所がなく、イベントで作るのみ(なのでほとんどのお客様は知りません)となってしまったベニエ。「ベニコさんって本名?」の問いかけにも、説明出来るお菓子そのものがお店になかったためきちんと出来なかった思いがあります。

 今回訳あって二階を閉めたので、これを機にベニエや、今まで作っていなかったお菓子をだしたり、そういったことに力を入れていきたいです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。


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by weniko | 2017-06-09 15:34 | Trackback | Comments(0)
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